プロフィール - 自宅でペン字ナビ

はじめまして！自宅でペン字ブログの管理人です。

私は小学生になる子どもが２人いる主婦。

下の娘が小学生になったこと、コロナで自粛生活が続いたことがきっかけでペン字通信教育を始めました。

あなたはペン字をやりたいと思ったきっかけや理由はなんですか？

・字が汚いことが長年のコンプレックス
・自分の字が汚くて読めないと言われてしまった
・履歴書に綺麗な文字でアピールしたい
・美文字で手紙を書きたい

など、人それぞれの理由がありますよね。

私の場合は

・クセ字をなおして、美しい字を書けるようになりたい
・目標に向かって頑張っている母の姿を子どもたちにみてもらいたい

というのが一番の理由です。

実は私、自信のない母でした。

子育てをしていて、子供達の日々の成長をみられるのは本当に嬉しいことです。でも母である私はというと、子育てを理由に我慢をしたり、諦めたり・・。

母親だから子ども優先の生活は普通のことかもしれません。

そんなちょっとした我慢、心のひずみのようなものが徐々に心の中に積もってきてると感じてました。

あるとき次女から

「大人になるのが嫌だ！」っていわれました。よくよく聞いてみると

どうやら日々疲れた様子の私をみていて、大人になると大変で楽しそうじゃないっって思ったとのこと。

こ・・これではいかん！！！子どもたちには今も未来も思う存分楽しんでほしいのに。

私はそんな楽しんでいる大人のお手本を見せられてないって・・・(涙)　なんだか、悲しいですよね。親の背中を見て、子どもって生きて行くものだから。

日々がキラキラ充実しているママに憧れるけど、実際は子どもを理由に今の人生を心の底から楽しめていないという現実。今まで目を背けてきたけど、もう目を背けるのはやめようって心に決めました。

生き方を見直してみようと思いたった

ちょうど下の娘が小学校に入学し、子育ても少し楽になってきたところでした。ちょうどいいタイミングなので、何か没頭できる、楽しいものを見つけようと思いました。そんな中、誰もが想像もしなかったコロナ渦での自粛生活。これも私にとっては自分を見つめ直すいい時間となりました。

まず、過去の自分を紐とぐ作業から。私ってどんなこと好きだった？　過去の自分を思い出し、好きなことをできるだけ書き出してみました。

私の今までの人生、その時、その時で好きなこと、得意なことがありました。でも正直どれも中途半端だった。きっと私はやりきった経験が足りないまま、大人になってしまったのかもしれません。

自分の好きなことを掘り下げてみた

書き出した中でこれからやりたいことはあるか、考えてみたら

「字を書くこと」かなって。

小1から高校1年まで書道を習っていました。先生は厳しかったです。でもあの張りつめた空気の中で字を書くのは緊張の中に楽しさがあったなーと思い出したんです。級や段に昇格したり、展覧会で賞を取るのを励みに、私にしては長く続けられた習い事でした。

長い期間、習っていたら字が上手でしょって思われるかもしれません。

しかし、私は高校１年の時に自分の字の限界や才能のなさを実感。自分で私はこのレベルと決めつけていました。なぜその時、限界だと思ったんだろう。たった週1回、教室で書くだけの練習量で限界を感じるなんて、幼すぎたのでしょうか。きっとその時、壁にぶちあたっていて、そこから逃げたのかもしれない。書道、心を込めて字を書くこと・・・その後ずっと遠ざかってしまっていた世界でした。

実は毛筆よりも硬筆が好きでしたが・・・その後、大人になるにつれ可愛い文字に憧れて真似してみたり、気づけば癖字が定着してしまいました。今ではPC生活で文字を書く機会も激減。たまに子どもの持ち物への名前書きや様々な書類を書くの時に自分の字を見て、ため息が出てしまうという状況。自分が望むような字が書けないんです。