ボールペン字通信講座に興味があるけど、費用が高いんじゃないか・・と心配なあなたへ。
たしかに通信講座は決して安くはないですし、主婦が簡単に決断して支払える額ではないですよね。
そこで有名なペン字通信講座4社の費用を比較して、ボールペン字通信講座の費用の相場を調べてみました!
また、費用以外でも講座を選ぶポイントを筆者目線で解説していきますね。
主要ペン字通信講座の費用を徹底比較してみた
会社名 | 講座名 | 一括 | 分割 | 添削回数 | 期間 |
がくぶん 日ペン |
ボールペン習字 | 29,800円 | 初回2,186円+1,900円×16回
合計32,586円 |
12 | 6ヶ月 (6ヶ月無料延長) |
ユーキャン | 実用ボールペン字 | 31,680円 | 1,980円×16回 合計31,680円 |
10 | 6ヶ月 (6ヶ月無料延長) |
ヒューマンアカデミー たのまな |
新・実用ポールペン字 | 29,000円 | クレカのみ可 | 12 | 6ヶ月 (6ヶ月無料延長) |
パイロット | パイロットペン習字 | 12,960円 | なし | 12 | 12ヶ月 |
費用がダントツ安いのはパイロットペン字習字ですね。その他3社の費用の半額以下で受講可能なのが魅力的です。
日ペン、ユーキャン、ヒューマンアカデミーの3社は大体同じくらいの費用。ユーキャン、日ペンは人気講座であり、受講生も多いのでため、この3社の受講費用はペン字通信講座のおよその相場とみていいでしょう。
この3社については添削回数、受講期間ともにほぼ同じ内容(ユーキャンのみ添削が2回少ない)なので、講座を選ぶときはその他の講座の特徴をよく知ることが大切になりますね。
費用がだんとつ安い!パイロットペン習字ってどうなの?
パイロットペン習字はできるだけ安く受講したい方にとっては気になる存在でしょう!
この講座を運営している会社は言わずもしれた文具メーカーPILOT(パイロット)です。
パイロットは他の主要なペン字通信講座とは違った特徴があるんです。
価格が良心的である
一年目の会費は12,960円。2年目以降も継続する場合は年間8640円で受講できます。
パイロットがお客様に対する文化事業として運営しているため、良心的な価格で受講できるようになっているそうです。
自分のペン字レベルを選択することができる
初級、中級、上級の3種類から選択できます。
通常、ペン字通信講座はカリキュラムが決まっていて、受講する人みんなが同じカリキュラムにとり組むスタイルですよね。自分のレベルがわかり、じっくり取り組んでいきたい方にはいいシステムだと思います。
4種類の書体から自分の好みの書体を選び、学べる
好きな書体で学ぶことはとっても大切なポイント。好きな字体であれば、モチベーションも上がりやすく、継続しやすいでしょう。
※書体・・・独自の特徴を持つ字の形のこと。書きぶりのこと
こだわりや憧れの書体がある人には嬉しいポイントですよね。他社のペン字講座では書体が選べるものはないので、一味違った魅力がありますね。
この講座をおすすめできる人は?
結論からいうと初めてペン字に取り組む初心者にはあまりおすすめできません。
なぜなら自分でスケジュールを立て、考えて取り組む必要があるから。他社の講座のように、一日2ページなど決められたカリキュラムがないんです。
ある程度、経験がある中級以上の方や文字を書くことが好きで、もっと上達したいという方、意欲的に取り組む自信がある方におすすめしたいペン字講座なのです。
費用だけでは講座を選べない!
初心者の方が費用の面だけをみて、ペン字講座を選びことは危険だということがわかりましたね。
安くても、自分に合っていないがために続けられなかった・・・では悲しいですよね。
費用はもちろん大事な要素ですが、しっかり講座の特徴を知ってから自分に合うものを選ぶことがペン字講座を続ける上で大切なことですね。
費用以外に講座を選ぶ上で大切なポイントとは
ペン字で何を習いたいかを考える
上で紹介した講座はどれも信頼性が高い教材であり、やる気次第でペン字が上達できるものです。
しかしより効率的に、また挫折せずに学ぶためにはあなたの希望にあった教材が一番だと筆者は思います。
例えば、私が受講している日ペンでは「行書」を習います。普段の生活で使う機会がないので行書に興味がないという方もいるんじゃないかと思うんです。そうなると楷書メインで、より実生活や仕事に役立つ内容を求める場合はユーキャンやヒューマンアカデミーの講座の方が良いかもしれません。
字が汚いのがコンプレックスで、癖をなおしたい人と文字を書くのが好きで検定や級・段を目指したい人とでは求める教材が違う場合がある
今一度、あなたの習いたいこと、なりたい未来を考えて、講座の内容と照らし合わせてみてくださいね。
好みの書体で学ぶ
ペン字はコツコツと地道な反復練習が必要です。憧れとなる書体で学ぶことはモチベーションを落とさないための1つのポイントです。
しかし、どの書体をみても違いがわからないという場合は書体を気にする必要はありません。他のポイントを重視して講座を選択すれば大丈夫ですよ。ペン字の場合、書道ほど書体の違いが明確じゃないので、最初は違いがよくわからない場合も多いです。
日ペン、ユーキャン、ヒューマンアカデミー、3社の書体を参考までに載せておきますね。
日ペンの書体
日本ペン習字研究会 会長 田中鳴舟先生が執筆されたものです。
ユーキャン
啓友書道会主宰 鈴木啓水先生が執筆されたものです。
ヒューマンアカデミー
狩田巻山先生の書体を教科書として学ぶスタイルです。公式サイトの動画で書体を参考にしてみてくださいね↓↓
DVDを使った学習を取り入れるかどうか
主要3社(日ペン、ユーキャン、ヒューマンアカデミー)に共通しているのは初心者でも取り組みやすいカリキュラムであり、1日15~20分の学習量でOKというところです。
大きな違いは
・ユーキャン→ DVDなし
・日ペンとヒューマンアカデミー→ DVDあり
でしょうか。
・時間がないのでシンプルになぞり書きだけでいい
・DVDで講師のペン運びを見ながらしっかり学びたい
・なぞり書きだけじゃ飽きちゃうので、DVDをみて楽しみつつ学びたい
など自分の性格やライフスタイルを考慮して検討してみるのもいいでしょう。
講座終了後もペン字を続けたいか?
現時点で6ヶ月(最長6ヶ月の延長)後、自分の字がどう変化しているのか、その時の心境を想像できないかもしれません。
参考にペン字講座を終えた人の口コミを見てみたら・・
上達はしたけど、まだまだ練習が必要
講座が終わって練習しなくなったら字が元に戻ってしまった[/st-minihukidashi
という感想をちらほら目にしました。
講座後も何らかの形でペン字学習を続ける方が、美文字を定着させるには必要となってくるでしょうね。講座終了後も見据えて、どの講座にするかを決めるのも1つの選択肢です。
日ペンのボールペン習字はどんな人におすすめ?
【初心者、字を書くことが好きな人向け】
・ペン字の基礎をしっかり学びたい人
・癖や悪筆をなおしたい人
・一流の指導者からきめ細やかな添削受けたい人
・田中鳴舟先生の書体が好きな人
・行書に興味がある人
・DVDで講師のペン運びをみたい人
・講座が終了した後もペン字を継続し、級や段取得、検定に挑戦したい人
\日ペン「ボールペン習字」の詳細を知りたい方はこちら/
ユーキャンの実用ボールペン字講座はどんな人におすすめ?
【ペン字学習が初めてでシンプルに学びたい!初心者向け】
・ペン字の基礎をしっかり学びたい人
・歴史のある信頼できる教材で学びたい人
・癖や悪筆をなおしたい人
・自分の文字にコンプレックスがある人
・シンプルになぞり書きと反復練習で学びたい人
・生活で役に立つ楷書をメインに学習したい人
\ユーキャン「実用ボールペン字」の詳細を知りたい方はこちら/
ヒューマンアカデミーの新・実用ポールペン字はどんな人におすすめ?
【ペン字の基礎をDVDとともに学びたい人向け】
・ペン字の基礎をしっかり学びたい人
・癖や悪筆をなおしたい人
・DVDで絵を書くように文字を楽しく学習したい人
・テキストだけの練習で飽きてしまう人
・狩田巻山先生の書体が好きな人
・生活で役に立つ楷書をメインに学習したい人
\ヒューマンアカデミー「新・実用ボールペン字」の詳細を知りたい方はこちら/
まとめ
受講費用はパイロットがダントツに安いので、経験者でやる気のある人にとっては一番コスパのよい講座でしょう。その他の3社は同等の価格帯であり、ヒューマンアカデミーが一番安いです。
しかし、ペン字講座は費用だけで選ぶと自分と合わない場合は挫折してしまう恐れがあるというのが筆者の見解。費用だけでなく、内容をよく確認して自分に合う講座を選ぶのがベストでしょう。
講座を選ぶ際は下記ポイントをおさえて、考えてみてくださいね。
① ペン字で習う内容
② 好みの書体
③ DVDあり?なし?
④ 講座終了後どうするか?
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あなたにぴったりのペン字講座を見つけて、美文字を目指していきましょうね!
・ペン字の基礎をしっかり学びたい人
・癖や悪筆をなおしたい人
・一流の指導者からきめ細やかな添削受けたい人
・田中鳴舟先生の書体が好きな人
・行書に興味がある人
・DVDで講師のペン運びをみたい人
・講座が終了した後もペン字を継続し、級や段取得、検定に挑戦したい人
初心者〜字を書くことが好きな人向け